「BMWアカデミー」資料という折角いいものを借りられたので、今回も「BMWアカデミー」の資料を元ネタに紹介させていただきますね。
「BMWアカデミー」の資料には、前回紹介した「BMWの歴史」のほかにも色々なことが書かれており、その中には「BMWの哲学」や「BMW車のコンセプト」といった内容も書かれていました。
現在のBMWジャパンのHPには、「Mの哲学」というタイトルで以下のような内容が記されています。
”駆けぬける歓びとは、かつてないクルマとの一体感。そして、道との対話。
BMW M社のエンジニア達は常に革新的な目標にむかって、新たなテクノロジーを開発し続けている。現在のテクノロジーが限界にきたとき、それを切り開く存在であるために。エンジニアリング、テクノロジー、リサーチ、そして、真の駆けぬける歓びを創造しようとする純粋な想いが、全ての原動力となっている。高回転型のハイ・パフォーマンス・エンジン、そのパワーを最大限に発揮できるよう計算しつくされたシャシー。路面からつたわる精確なフィード・バックと精緻なステアリング。BMW M社のテクノロジーを融合したM モデルは、走りなれた道でもサーキットでも、常に最高のドライビング・プレジャーを約束する。”
元ネタとなる「BMWアカデミー」の資料は、元BMW正規ディーラーメカニックが新人だった頃のものなので最新というものではありませんが、そこに書かれていた内容は現在のそれにも通じる内容となっています。
BMWの哲学
”SOMETHING MORE TO SOME”
「BMWの車はありきたりなものを誰にでもということではなく、それ以上の何かを求める人のために作られている」
「BMWは単なる移動手段ではない。人間の生活をアクティブに楽しむスタイルを、ドライバーと共に追求するのがBMWだ。」
哲学と言うだけあって難解(ーωー?かと思ったのですが、いやいや言ってることはシンプルそのもので・・・
車というものに対し、ありきたりじゃない何かを求めるユーザーのため・・・
BMWはその言葉通り、車を単なる移動手段として捉えず、BMWを保有することでその人の生活にプラスアルファーの付加価値や楽しみを提供することを追求し続ける会社であると言ってるんですよね(^^;
このBMWの車作りへの哲学が、BMW車のコンセプトとなる「駆け抜ける歓び」に繋がってくるんですよね。
BMW車のコンセプト
”Freude am Fahren”(駆け抜ける歓び)
BMW車は、ドライバーの能力の範囲で安全に手足のように操れる車です。
BMWの車作りは、ダイナミックな走行性能と美しさ、革新性を追求しています。
言い換えるなら、BMWの車は単なる移動手段ではなく、運転する楽しみが無ければならない。
そのためには、ドライバーの意のままにコントロールできるダイナミック且つ革新的な走行性能と、安全性を追求し続けなければならない・・・と言っているのでしょう。
この哲学からなるBMW車の車作りのコンセプトが、今日のBMWというスペシャリティー・カー・ブランドを築き上げてきたんですね。
改めてBMWという会社と車作りの思想を知ることで、”車は足だ!!”と思っていた方もBMWという車に少しは興味が沸いたのではないでしょうか?
既にBMWを保有されている方は、ご自分の愛車を見て惚れ直し”BMW愛”が更に増したのではないですかね?
如何でしたでしょうか?
今回は「BMWの哲学」と「BMW車のコンセプト」について紹介させていただきました。
南荻島店には、Mシリーズ、ALPINAをはじめ・・・そんなBMWが数多く展示されていますので、このブログを見てBMWに興味をもたれた方は是非一度つたえファクトリーにお越しいただければと思います。
それでは皆さん、また次回お会いしましょう!!
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